ブラックベリー
Research In Motion(RIM)が毎年行うコンフィレンスで社長のMike Lazaridisが新しいブラックベリータブレット、「PlayBook」を発表した。
日本ではあまり馴染みが無いかもしれないが、ブラックベリーはアメリカでとても人気のあるPDA。簡単に説明すると携帯電話と電子メール用のキーボードが合体した機器。
「ブラックベリーが無ければ生きていけない。」と大げさに言う人もいる程、アメリカ人、特にビジネスマンにとっては重要なコミュニケーションの道具となっている。
新タブレットで市場に参入
アップルのiPad発売から、アンドロイド、そして今回のブラックベリーの参入でタブレット市場はさらに激化しそうだ。
今回発表された「PlayBook」はRIMによると「初めてのプロ仕様タブレット」「今までに無い速さのタブレット」と自信満々だ。
OSはQNXをベースにOpenGLとPOSIX、さらに、HTML5、AdobeのFlash10.1にも対応し、1GB RAMとdual-core 1GHz CPUでマルチタスクも可能。OSはオープンソースなので様々なアプリの登場も期待出来る。
気になる機能は?
使う側には「何が出来るか」が一番大切なポイント。
最初に、気になるサイズは130mm x 193mm x 10mmで重量も400gと、とても小柄。
7インチのマルチタッチスクリーンで1080HDの動画再生が可能でHDMIビデオの接続端子も付いている。さらに、前面と裏面に二つのHDカメラを搭載。アップルの「フェイスタイム」に対抗している。
Wi-Fiでインターネットへのアクセスとブルートゥースで他機種との接続も簡単に出来る。オーディオはMP3、AAC、WMAの再生が可能。
以上が主なPlayBookの機能。RIMでは値段や新しい機能の追加等に付いては、随時発表していくと述べているが、噂によると、16GBと32GBの二つのハードドライブのタイプが登場するらしい。
発売予定日は2011年の初旬。アメリカを皮切りにその後、国際的な発売になるとRIMは述べている。
"RIM introduces PlayBook -- the BlackBerry tablet"
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