仕事でもプライベートでも、何かと利用することが多い検索サイト。もはや日常生活の一部となったネット検索を通じて、WWFの熱帯雨林保護活動を支援できるサイトが登場した。
Ecosia.org
Yahoo!、Bingが後ろ盾となり誕生したエコ検索サイト「Ecosia」。広告収入の80%を、WWF:世界野生生物保護基金が運営する熱帯雨林保護プロジェクトに寄付している。
検索方法は他のサイトと変わらず、日本語での検索もOK。当然ユーザーの金銭的負担は一切ない。さらに、Ecosiaのサーバー自体もグリーンエネルギーで稼動させているという。
検索結果とスポンサーリンクは、Yahoo!とBingが提供。多くの検索サイトと同じように、検索結果の上部と右側面に広告が表示される。スポンサーリンクをクリックすると、Ecosiaに広告収入が入る仕組みとなっている。
1回の検索で2㎡
Ecosiaでは、検索全体の2%ほどが広告クリックにつながると見込んでおり、1回の検索あたり0.13ユーロセントの収入がある計算に…。1回の検索で、熱帯雨林の土地2㎡を保護できる収入が生み出されることになるという。Ecosiaはこれまでに、ブラジルの熱帯雨林約1億㎡分の保護に貢献している。
”検索はもっぱらGoogleで”というGoogle派のネットユーザーでも、Ecosiaは活用できる。検索窓のプルダウンメニューから、Googleを選択できるからだ。EcosiaとGoogleを楽に行き来できるようにすることで、Ecosiaユーザーの増加が期待されている。
Ecosia
http://ecosia.org/WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/