株式会社ピクセラは、OpenAI社が提供するChatGPTを活用した、日本語・英語・中国語・韓国語の音声を相互に翻訳できる翻訳端末を開発したと発表した。
翻訳アプリケーションのBeta版を、先行して公開
ChatGPTは、4兆単語という驚異的な量のテキストを学習し、多様な分野の翻訳で高い精度を発揮するだけでなく、くだけた表現でも適切に対応できる。
さらに、自然な会話を生成するよう調整されており、従来の機械翻訳システムに比べて、より自然で高品質な翻訳が可能。また、ChatGPTは、これまでの翻訳エンジンとは異なり、文脈を理解する能力もあるため、同社ではより自然な翻訳を実現すべく開発を進めていく。
今回開発した翻訳端末では、翻訳対象者の音声をChatGPTに送出し、自然な外国語に翻訳した結果を戻し、文字および音声情報として表示している。
今後は、ChatGPTを用いた翻訳アプリケーションのBeta版を先行して、6月末より公開を予定している。
URL:
https://pixela-group.jp/press/2023/20230602-2.html (坂土直隆)