三雅産業株式会社は、2月27日(月)、QRコードを使用した顔認証電子錠Kaonin(カオニン)の発売を開始した。
従来のQRコードを使用した顔情報が残らず、個人情報に配慮
Kaoninは、独自の「QRコード」(顔 QR)を使用するため、従来のQRコードを使用した顔情報が残らない、個人情報に配慮した顔認証電子錠。
利用者は、自身のスマホで顔写真を撮影し、自分専用の鍵となる「顔 QR」を作成。施設に設置した「Kaonin」に「顔 QR」をかざし、カメラに映る顔データと「顔 QR」のデータが一致すれば解錠する仕組み。
「Kaonin」は、スタートアップの創出と事業運営を支援するソニーグループ株式会社のプログラム「Sony Startup Acceleration Program (SSAP)」による、デザイン・マーケティング支援を受けている。
Kaoninは、2022年10月から事前予約を開始。大和証券茨木支店様、警備会社様などで検証・テスト運用を行っていた。量産体制後の初めての本格的な導入先として、府内金融機関への納品が決まっている。
また、2月28日(火)~3月3日(金)、東京ビッグサイトで開催されるSECURITY SHOW 2023では、ホーチキ株式会社出展ブース内にて参考出展が決まっている。