省スペース化した、新機能搭載のモニター
EIZO株式会社(以下同社)は、30型カラー医用画像表示モニター「RadiForce RX660」を2017年2月15日に発売すると発表した。価格はオープン。同社の従来機種は電源が外付けだったが、電源を内蔵し、筐体を薄型化、軽量化することでデスク周りの設置スペースを約23%削減した。
医用画像のほかに電子カルテ確認用などで複数のモニターを使用する現場ではデスク回りのスペースを節約できる。
高画質化し作業効率も向上
「RadiForce RX660」は、対角30インチのワイド画面上に、600万画素(6メガピクセル)の情報量を表示できる医用画像表示モニター。医療の現場では、医療機械技術の向上で、画像を使用した検査が増えている。医師が読影する医用画像が増加し、作業の効率化が求められているが、そのニーズに応えることができる。
「Work-and-Flow(ワーク・アンド・フロー)」機能とは
「RadiForce RX660」に搭載されているWork-and-Flowは「Hide-and-Seek(ハイド・アンド・シーク)」と「Switch-and-Go(スイッチ・アンド・ゴー)」の2つの機能から構成されている。
Hide-and-Seekは、画面上に他モニターの画面を重ねて表示するピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)機能でマウスカーソルの操作で表示、非表示が可能。Switch-and-Goは、キーボード・マウス切り替え機能で、読影用PCと電子カルテ用PCそれぞれに必要だった2組のキーボードとマウスを、1組に集約できる。
(画像はプレスリリースより)
EIZO株式会社のプレスリリース
http://www.eizo.co.jp/press/archive/2016/NR16_021.html