AI・ロボットの開発、提供を手掛けるタケロボ株式会社は、オリジナルのロールプレイシナリオが簡単に登録できる、AIロールプレイシステムを製品化し、提供を始めた。
医療用から、一般向け汎用型に改良
タケロボでは、既に同様のシステムとして、京都大学医学部と開発した医療面接AIトレーニングシステムを提供している。
AIが模擬患者を務める高度なAIトレーニングシステムだが、今回、医療用から、一般向け汎用型に改良したことで、高性能なAI対話は踏襲し、幅広い利用に適した機能を開発し、適用した。
様々な施設、シチュエーションでAI対話システムを提供し、高い対話性能を実現している。その高性能対話機能をAIロールプレイでも採用し、円滑なロールプレイ対話が可能となっている。
対話に加え、ロールプレイ相手の表情の表示ができ、ロールプレイ研修のリアル感が向上する。表情以外の画像も表示できるので、商品破損のクレームなどで、破損状態を表示したりすることも可能。
また、ロールプレイ研修実施後に正答率、合否判定を行うことができる。ロールプレイ研修利用者は、習得度の把握や間違った対応個所等の確認を行うことができる。
(製品紹介ページ)
https://www.takerobo.co.jp/ai_role_play.html (坂土直隆)