NTTグループの日本情報通信株式会社(NI+C)は、OpenAIが提供するGPT-4oに対応した、生成AI Webクライアント「NICMA/ニックマ」(NICMA)をリリースする。
GPT-4 Turboよりも30%の精度向上
「NICMA」は、2023年10月に企業・団体向けにリリースされ、適切な結果を引き出すための業務用プロンプトのテンプレート作成・共有機能、企業独自情報の学習機能、管理者によるアカウント設定、利用状況の管理機能を備えている。
また、多くの企業が懸念する情報の安全管理面において、入力データがAIの学習に使用されない設定となっており、さまざまな業務で活用されている。
GPT-4oに対応した「NICMA」は、従来のGPT-4 Turboと比較して、さらに高度な自然言語処理能力を発揮する。
自然文の生成やクリエイティブな内容の回答など特定のタスクにおいて、GPT-4 Turboよりも30%の精度向上が見込まれ、企業の業務効率・生産性をさらに高めるための強力なツールとなる。
今回のリリースでは、テキスト処理に特化しいるが、近日中に画像対応機能も追加予定。
(坂土直隆)