緻密で手の込んだ蒔絵師の技で丁寧に仕上げられる
プラチナ万年筆株式会社(東京都台東区)は2013年9月13日、金粉や銀粉などを使用せず、炭粉(炭の粉)を使ったモノトーンの蒔絵技法「炭粉上げ」で虎と竹を描いた万年筆「漆黒 闇鋭竹虎王図(しっこく あんえいたけとらおうず)」を発表した。9月20日より限定発売。
(画像はプレスリリースより)
野獣の王といわれ、悪霊をも追い払う力も持つといわれる虎と、純朴・永久・慈悲の象徴とされる竹を、金銀を使ったきらびやかな蒔絵とは一味違う、松煙(しょうえん)と呼ばれる炭粉を何層にも塗り重ねて立体感を出す「炭粉上げ」技法で描きあげた。
2年間使わなくても書き出せるメンテナンスフリー機構
蒔絵万年筆では初めてスリップシール機構搭載キャップを採用。キャップを閉めていればインクを常に新鮮な状態に保ち、2年間使用しなくてもストレスなく書き出せる。世界限定300 本販売で、軸部分にシリアルナンバーが入る。長さ139.5mm×最大径14.6mm、標準重量20.5g。80,000円(税抜)。
「漆黒 闇鋭竹虎王図」万年筆
http://www.platinum-pen.co.jp/fountain_50000_100000.html