宇宙船内服の技術を使用した素材でビジネスシャツを
株式会社コナカ(神奈川県横浜市)は2013年4月26日、ビジネスカジュアルウェアブランド「SUIT SELECT」より、国際宇宙ステーションの宇宙船内服開発に使用されたナノテクノロジーを応用した「MUSHON Fabric(ムッシュオンファブリック)」シャツを発表した。5月1日より順次発売。
「MUSHON Fabric」とは、洗濯ができない国際宇宙ステーション内での「臭い」問題を解消するために、JAXAが支援する開発プロジェクトで誕生した高機能素材。繊維をナノスケールで内部改質することにより、高耐久・即効性を実現した。
今までにない「高機能ドレスワイシャツ」を実現
ビジネスワイシャツに求められる高機能性は、天然繊維が使われる従来のワイシャツ素材では限界がある一方、スポーツ衣料などに使用される合成繊維素材は、天然繊維にはない高い機能を搭載できることに着目。
汗臭の原因となるアンモニア臭を素早く抑制し、細菌の増殖も抑制。また、50回以上の洗濯後も消臭性能を維持するなど、家庭での洗濯にも強いのが特長。
そのほか、高形態安定性、高吸水・速乾性、優れたストレッチ性なども搭載した。長袖は3,990円、半袖は3,990円(ともに税込)。
紳士服のコナカ
http://www.konaka.co.jp/