使い方自在タブレット型コンピュータ
NECは、パネルコンピュータの新しい機種、持ち運びに便利な“タブレット型”の販売を3月5日より開始した。価格は89,000万円(税別)より。
従来のパネルコンピュータは主に、顧客企業の専用機器に組み込んだり、据え置き型として利用されてきた。しかし昨今の、持ち運びやすさや、高いセキュリティを確保しながらの共有利用を求める顧客動向に対応するため、新モデルとしてタブレット型の製品化を実施した。
異なる利用環境で使えるマルチユーザー管理
タブレット型パネルコンピュータ(10.1型)の最大の目玉は、
1台の端末で利用者ごとに異なる利用環境(アプリケーションやユーザごとにアクセスできるデータの選択等)を設定できることだ。
NFCによる認証機能を搭載、専用カードをかざすなどの簡単な操作で、ユーザー独自の利用環境を切り替えることができ、複数人で安心して端末を共有できる。
利用する業務や環境に応じて幅広いカスタマイズができるため、店舗での接客、広告表示、工場や倉庫などでの在庫管理、介護支援や遠隔医療など、さまざまなシーンでの情報ネットワークの構築が期待できる。
タブレット型パネルコンピュータ/NEC
http://www.nec.co.jp/products/pnc/tablet/index.html