東京メトロ全線での携帯使用は来年4月から
東京メトロは10月31日、全路線内で携帯電話が使えるためのアンテナを設置工事の完成時期を、当初予定より3か月延期すると発表した。
計画当初では2012年中に完了する予定だったが、来年3月に先送りされた。工期が遅れたのは、工事中にトラブルが発生したため、安全管理の強化や再発防止対策が採られたためだ。
10月31日時点の開通状況は約2割
現在、携帯電話が使える場所は
銀 座 線:神 田 ~ 銀 座 間
日比谷線:日 比 谷 ~ 中 目 黒 間
南 北 線:市 ケ 谷 ~ 赤羽岩淵 間
丸ノ内線:茗 荷 谷 ~ 淡 路 町 間
千代田線:綾 瀬 ~ 湯 島 間
と、全体の2割程度。12月末時点でも6割程度にとどまる見通しで、このほかの区間は来年3月末を目処にアンテナ設置を完了させる予定だ。
ただし、連絡線の設置工事を行っている有楽町線・副都心線小竹向原駅~千川駅間のみは、アンテナ整備完了時期が2016年度となる。
東京メトロホームページ
http://www.tokyometro.jp/index.htmlプレスリリース/東京地下鉄株式会社
http://www.tokyometro.jp/news/2012/pdf