インクが乾かない、詰まらない、スラスラ書ける
プラチナ万年筆は、同社製品では初めての
顔料インクで使用できる万年筆を、7月1日に限定発売する。
万年筆の最大のネックは、しばらく使わないとインクの水分が
乾燥してペン先が詰まり、書きたい時にすぐに書けないことだ。
プラチナではこの欠点を改善するため、「
スリップシール機構」を開発した。完全気密キャップの実用化に成功し、回転ネジ式キャップの高級万年筆でもインクの乾燥を防ぐことができる。
プラチナ万年筆では「スリップシール機構」を採用した「
#3776」を昨年発売し、日本経済新聞社・産業地域研究所が発行する「
日経消費ウォッチャー」2011年 第三四半期総合ランキングで第4位を獲得するなど、好評を呼んでいる。
いつまでも美しい色を保ち、くっきり書ける顔料インク
顔料インクは、万年筆や水性ペンによく利用されると染料インクとは異なり、「
光による退色」がほとんどないのが特徴だ。何年経っても、書いた時のままのインク色が、薄れることなく保たれる。「
水」にも強く、紙に滲みにくいのも魅力で、くっきりとした美しい筆跡を楽しめる。
パイロット万年筆では、いつでもスッと書きだせる「
#3776」を、
顔料インクでも使えるように改良した。染料インクと同じように1年間メンテナンスなしでも、なめらかな書き味を実現する。
ボディは、富士五湖の中で最も富士山が美しく見える「
精進湖」をイメージしてデザインされた。繊細で淡いブルーが溶け込んだ透明軸は、早朝の清らかな湖面を表現している。価格は21,000円(税込)。
プレスリリース/プラチナ万年筆株式会社
http://release.nikkei.co.jp/detail.