伊藤園の茶殻使用リサイクル紙
株式会社イムラ封筒(大阪市中央区)は、日本茶飲料の製造過程で排出される茶殻を配合した紙で作った「お茶殻入り封筒」を、2010年6月上旬から企業向けに販売する予定。
株式会社伊藤園(東京都渋谷区)が茶殻の有効活用として「茶殻リサイクルシステム」を独自に開発。このシステムから作られた「茶殻リサイクル紙」を使用した、二社共同開発商品である。
未利用素材の有効活用として
「茶殻リサイクル紙」は、含水率の高い茶殻を乾燥させずそのまま使用し、紙に配合した茶殻が独特の風合を持ち、一般のクラフト紙に比べて透けにくい特徴がある。また、ほんのりお茶の香りが残り、抗菌・消臭効果もある紙に仕上げた、新しい紙である。
開発元の伊藤園では、5月以降順次、自社封筒を「お茶殻入り封筒」に切り替えていく。
株式会社イムラ封筒
http://www.imura.co.jp/index.htmlニュースリリース | 伊藤園
http://www.itoen.co.jp/news/2010/042601.html