日本でも注目されつつある職業
初対面の人に職業を訊ねた時、相手が「エバンジェリストです」と答えたら、あなたはどうリアクションするだろうか。
おそらく、『IT関係の何だか凄そうな職業』だということは何となく想像がつきそうだが、具体的にどのような業務を行っている人を指すのか、明確に理解している人は少ないのではないだろうか。
そんな中、日本でも徐々に注目され始めていると言われる「エバンジェリスト」について詳しく解説したマニュアル本、「エバンジェリスト養成講座 究極のプレゼンハック100」が、翔泳社から発売された。
プロ独自のプレゼンノウハウを書籍化
「エバンジェリスト」は、もともとはキリスト教の「伝道者」を意味し、主にキリスト教の啓蒙活動をしている人などを指す言葉。
近年、海外のIT企業において、「自社の製品やサービスについて分かりやすく説明(伝道)する人」という意味でエバンジェリストという役職が生まれ、日本でもIBMやマイクロソフトなど外資系IT企業の日本法人において、講演やセミナーでプレゼンやデモンストレーションを行う役職として存在している。
本書では、日本マイクロソフトのエバンジェリスト、西脇資哲氏による人気セミナーを完全書籍化。「伝わるプレゼン」を習得する事を目標に、テーマの選び方や本番での話し方、身だしなみにいたるまでが細かく書かれている。
また、プレゼンのプロである西脇氏独自のノウハウや、IT業界独特のセールストークのコツについても詳しく解説している。
定価1,800円(税抜)。インターネットではamazonのほか、翔泳社オンラインショップなどで購入することができる。
翔泳社ホームページ
http://books.shoeisha.co.jp/book/b88475.html