異例の早期値下げ
任天堂は、ゲーム機ニンテンドー3DSの価格を、現在の25,000円から1万円下げ、15,000円で発売すると発表した。発売から半年も経たないタイミングでの商品の値下げは、同社では初。
値下げの理由は、「発売前と現時点で大きく状況が変わり、今
思い切った手を打たなければ、多くのお客様にニンテンドー3DSを楽しんでもらう未来がつくりだせないから」としている。
本体の売上げが思ったほど伸びなかったため、ソフトメーカーも3DS用ソフトを開発しづらい状況に陥り、勢いのあるソフトが充実しないことも一因と見られている。
購入済みの顧客に配慮も
異例の早期値下げに、3DSを既に購入した顧客が困惑するのは必至。任天堂では、3DSを購入済みの顧客向けに、計20タイトルのゲームを無料で配信する「ニンテンドー3DSアンバサダープログラム」を提供することを発表している。
新価格での販売は、8月11日から。それに合わせ、7月14日には新色の「フレアレッド」が発売されることも発表された。
ニンテンドー3DSホームページ
http://www.nintendo.co.jp/3ds/hardware/index.htmlプレスリリース
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2011/110728_3.pdf