吉田カバン、2011年度デザイン賞受賞
吉田カバンのクラッチバッグ「PORTER MODULE」が、2011年度グッドデザイン賞を受賞した。吉田カバンでは、このほか「PORTER BOOTH-PACK&SNACK-PACK」もグッドデザイン賞を受賞している。
「PORTER MODULE」は、立体的なポケットが特徴の革製クラッチバッグのシリーズ。機能性の高いポケットをあえて外側に配置して、見せるデザインに仕上げている。名刺入れや携帯電話などの素早く取り出したいアイテムを、外部ポケットに収納することで、ワンアクションで簡単に取り出せ、整理もしやすくなる。
細部までこだわったデザインで洗練された使い心地
素材には牛ステア(クロームなめし)を用いて、カジュアルスタイルにもフォーマルにも合わせやすい質感を実現。ビジネスシーンに単体で持つだけではなく、出張時のオーガナイザーとしても使用できる。国産ステアの革の繊細さに対し、芯材を厚くすることでクッション性とふっくらした質感を強調、吉田カバンならではの洗練された外観だ。
電子機器を入れることを想定して、一部のポケットの裏地には人工スウェードを採用、傷がつきにくい配慮もなされている。ホールド力のあるストレッチメッシュのポケットや、内装を茶色に仕上げることで視認性を高め、グレード感を表現した。ファスナーは本体と色味が馴染むように、鈍い銀色のものが取り付けられており、細部まで心憎い洒落心が効いている。
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