新型iPhone発表翌日に
アップルは、前CEOで現会長のスティーブ・ジョブズ氏が10月5日に死去したのを受け、公式サイトでジョブズ氏への追悼メッセージを募集している。
死去前日の4日には、iPhoneシリーズの最新モデル、「iPhone4S」が発表されたばかりだった。
カリスマ経営者なき後の動向に注目
ジョブズ氏は、1955年生まれ。1976年にアップル社を設立し、世界初の完成型パソコン、「AppleⅡ」を1977年に発表した。
1980年代には「マッキントッシュ」がブームとなるが、1995年にマイクロソフトが「Windows95」を発売すると、マッキントッシュの売上は激減した。
その後、マッキントッシュをアーティスティックで斬新なデザインに一新。1998年に発売した、モニター一体型の「iMac」が売上を伸ばす。
また、2001年に発売した携帯型音楽プレーヤー「iPod」は世界中でブームとなり、楽曲をインターネットからダウンロードして聴くというスタイルを確立した。
その後は、2007年に「iPhone」、2009年には「iPad」を発表。スマートフォンやタブレット端末が普及するきっかけとなった。
カリスマ経営者の死去後、アップルがどのような経営戦略を打ち出すか、今後の動向に注目が集まりそうだ。
ジョブズ氏へのメッセージは、rememberingsteve@apple.com宛てに、メールで受付中。アップル公式サイトからもアクセスすることができる。
アップルホームページ
http://www.apple.com/jp/