検索機能をユーザー目線でリニューアル
インターネット検索サービス「NAVER」を運営するネイバージャパン(株)は9月28日、NAVERの基本機能、「総合検索」をリニューアルしたと発表した。
スマートフォン版は11月、モバイル版は12月にそれぞれリニューアルの予定。
独自データベースとの連携も強化
これまで検索結果画面に表示されていた「画像」、「ブログ」など分野ごとの区切りを廃止。
入力されたキーワードの内容や意味に応じて検索結果の表示順序や有無を動的に変化させるよう改善し、ユーザーが知りたい情報を最適化した検索結果を表示させることができる「正解検索型」へ移行した。
また、人物、映画、地域、天気など、NAVER独自のデータベースとの連携も強化。ネット上に存在しない、あるいは整理されていない情報でも、NAVER独自のコンテンツから視覚的に補完して表示される。
さらに、アクセス数の多いサイトの表示を強化するなど、ユーザーが本当に求めている情報をより早く、より正確に表示させることにも重点を置いている。
日々、膨大に流されるネット情報。SEOの行き過ぎた運用などにより、知りたい情報になかなかたどり着けずにイライラすることもしばしばだが、今回のリニューアルによっていくらかは改善しそうだ。
これを受けて、検索サイト運営各社がどう出るか、今後の動向にも注目したい。
NAVERホームページ
http://corp.naver.jp/press/press_detail?docId=489