電子書籍の標準形式に自動変換
(株)オープンエンドは、MS-Word形式の文書ファイルを電子書籍フォーマットであるePub形式に自動で変換するフリーソフト、「Smart ePub」をリリースし、9月29日からダウンロードを開始した。
ePubは、代表的な電子書籍のフォーマットのひとつで、米国など英語圏では標準的な規格のひとつとされている。
現在のところ、変換はWordファイルのみに対応。プロ版(有料)はExel、テキストファイル、HTMLに対応している。
ページリンクにも対応
「Smart ePub」では、文字のフォント、サイズはもちろんのこと、段落、行間、網かけ文字なども、属性を保持し、そのままの状態で変換することができる。
表や罫線も、Wordの機能を使って作成されたものであれば、幅、高さ、上下左右などの文字揃えの属性も保持することができ、見た目を損なうことなく表示することができる。
また、ハイパーリンクやページリンクにも対応。Wordで作成した目次ページで、見出しごとにページリンクを設定しておけば、見出しをクリックすると目的のページにジャンプする機能を作成することができる。
価格は無料。ダウンロードは、オープンエンドのホームページから行うことができる。Exel、テキストファイル、HTMLファイルも変換できるプロ版のリリースは、10月3日の予定。
オープンエンドホームページ
http://www.openend.co.jp/productsinfo/Smartepub-free/smartepubfree01.html