株式会社シーエスイーは、ICカードリーダーの新機種「PiT-23」を、12月より販売開始した。
マイナンバーカードでの打刻を検討しているユーザーの導入が可能に
シリーズ3代目となるPiT-23では、2009年に初代Pitをリリースしてから、これまで導入したマーケットから得たノウハウを結集して開発した機器となっている。
2代目Pit-21Aとの大きな違いは、カメラを搭載することで、新たに顔認証打刻やQR打刻にも対応したこと。
また、ICカードの読み取り性能を向上して、マイナンバーカード打刻も行えるため、マイナンバーカードでの打刻を検討しているユーザーの導入が可能となる。
また、業務用アプリケーションパッケージソフト「ICカード収集パック」も準備しており、導入してすぐの運用が可能。ICカード収集パックのカスタマイズ開発或いはスクラッチ開発、データ連携する上位側の管理システム開発など、ユーザーの要望に応じたシステム開発も同社で対応が可能だという。
用途としては、大学等での授業の出席管理、スクールバス乗降管理、企業内でのセミナー出席管理、災害時点呼・避難訓練用といった幅広い業務で活用が可能。また、勤怠管理システムベンダーとの連携も順次対応しており、勤怠管理用打刻端末としても活用可能だ。
(坂土直隆)