アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国などで電熱服・空調服を中心とした最新ガジェットを取り扱うVinmoriは10月に海外初となる代理店契約を日本で結び12月より正式に日本発売する。
技術開発、商品研究、デザイン、生産までを一貫して自社で行っており、今後は電熱服・空調服だけに止まらない様々な「着るテクノロジー」の日本発売を検討している。
Vinmori電熱服の4つの特長とは
Vinmori電熱服は以下の4つの特長を持っている。
①安全性
安全性の高いカーボン発熱繊維を難燃性樹脂でコーティング。さらに難燃繊維でパッケージングした発熱パックを使用している。
発熱方法も電気自体による発熱ではなくブラウン運動と呼ばれる炭素分子の振動によって生み出される摩擦熱を利用しており、遠赤外線による優しい発熱のため安心である。
②省エネ、省スペース、省コスト
元々使用電力が少なく暖房効率の高い電熱服だが、国産の高効率カーボン繊維を採用したことで炭素の分子運動を引き起こせる程度の微電流のみで発熱できるようになり、電熱線を使用している製品に比べてさらに省電力化した。
このため、一般的な電気ストーブの電気代は1時間約20〜25円程度だが、Vinmori電熱服の電気代は1時間約0.03円。電気ストーブの約800分の1である。
③洗濯機で丸洗いOK
Vinmori電熱服は内臓のUSBポートを含め全てが防水仕様。防水能力を示す国際認証IPX7も取得しており、社内で行なった耐水試験では洗濯を500回以上繰り返しても大丈夫だったという。
④特許取得のサイズ調節機能
Vinmori電熱服は両サイドに4段階のサイズ調節用ジッパーを備えており、最大でSサイズから3Lサイズまで調節可能。
すでに国内でも一部ECモールで発売を開始していたVinmoriでであるが、今回の正式上陸で楽天などの大手ECモールへの順次進出や全国での催事出店、日本語サポートなどのサービス拡大する方針。 (慶尾六郎)