求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップ株式会社は、日本初の人工知能専門メディア「AINOW」において、RPAを用いたプレスリリース記事の自動配信システム導入を開始した。
記事作成時間を8割削減
「AINOW」は、現在3万件以上のAIに関するニュースを掲載するキュレーションメディアで、AIが収集したニュースに加え、各企業から送付してもらったプレスリリースの掲載も行っている。
また、ディップでは2018年11月に「dip Robotics」を設立し、業務効率化や事業の生産性向上に向けたRPA導入を積極的に推進してきたという。
そして今回、ディップの推進するRPA導入の取り組みの一環として、「AINOW」のプレスリリース掲載プロセスにおいて、RPAの導入を行った。
RPAを用いることで、これまで属人的に行われていたプレスリリースの掲載を自動化し、記事作成にかかる時間の8割削減を可能にした。
また、社内業務の構造化にも取り組み、不透明だった業務の見える化にもつながっているという。
自動的に記事を作成するRPAロボットを開発
「AINOW」では、「AINOW」のサイト上に設置したプレスリリース配信専用フォームに、プレスリリースの概要を入力するだけで、自動的に記事を作成するRPAロボットを開発した。
なお、記事に関しては編集部による最終チェックを行い、記事を掲載する。 (慶尾六郎)