ドットインパクトプリンターの新製品
セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社は、ドットインパクトプリンターの新商品として「PLQ-30S」を、2016年10月17日から発売すると発表した。今回発売するのは単票紙専用のプリンターで今後の販売目標は1年間で1,000台としている。
根強い需要のあるドットインパクトタイプ
現在、ビジネスの世界ではレーザータイプが主流となっているが、複写伝票を作成できない。ドットインパクトタイプは複写伝票など作成に欠かせないプリンターだが、現在は単票だけではなく連続帳票の印字もできるやや大きめのプリンターが主流となっている。印字の度に大きな音が出て、振動も問題になっていた。
小型化を可能にしたのは単票紙専用に特化したこと
今回発売する「PLQ-30S」は、単票の複写伝票の作成に特化しているため、印字桁数を94桁に絞り込み、印字速度も高速化が可能になった。小型化しているが、複写枚数がオリジナル+6枚と印字能力も高く、用紙厚は最大2mmまで対応することで単票紙だけではなく通帳などの厚手の冊子にも印字ができるようになった。
セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社のプレスリリース
http://www.epson.jp/osirase/2016/161013.htm