京黒紋付染”の技術で奥行きのある黒色に染め上げる
もう着られない、着る機会はないけど、捨てるに捨てられない思い出の衣類。クローゼットの中にはそんな1着が誰にもあるのでは。WWFジャパン(東京都港区)は2013年10月16日、着なくなった衣類を黒に染めてもう一度着よう!という、衣服のリサイクルプロジェクト「PANDA BLACK -REWEAR PROJECT 2013-」を開始した。
衣類が作られる過程には、たくさんの自然資源が使われるが、日本ではまだ着ることのできる多くの服が捨てられている。そこで、環境保全のシンボル“WWFパンダロゴ”の「黒」に着目し、汚れやキズがついた古着を、日本の黒紋付を染める技術で染め上げることで新品のように変身させ、再利用を促すプロジェクト。
染めてみないと分からない楽しみも味わえる
このプロジェクトでは、株式会社 京都紋付(京都市中京区)の協力のもと、京都壬生の良質の湧水を用い、“深黒”と呼ばれる奥行きのある黒色に染め上げる。
料金は、Tシャツ・シャツ・ブラウスなどが100g2.400より。ワンピース・スカート・パンツなどが350g2.950円より。デニムパンツ・ジャケットなどが700g4,150円より。着衣の受付重量に応じ、株式会社京都紋付よりWWFジャパンに対して寄付がおこなわれる。くわしくはウェブサイトで。
PANDA BLACK|WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/campaign/pandablack/