蒔絵を施してから透漆を塗り重ねる松江の伝統工芸
プラチナ万年筆株式会社(東京都台東区)は2013年3月26日、高級万年筆「出雲」シリーズより、出雲大社大還宮記念となる万年筆「八雲塗り万年筆」を発表した。4月1日より限定発売。
出雲大社では今年5月、60年ぶりに最大の神事である大遷宮が行われる。今回発売する記念万年筆は、出雲シリーズ第3弾として、松江の伝統工芸「八雲塗り」を万年筆に施した。
絵柄には出雲の象徴である雲海をモチーフに構成
「八雲塗り」とは、漆で絵柄を描き蒔絵を施してから、透漆を幾重にも塗り重ねるという、大変手間のかかったデリケートな逸品。年月が経つにつれ漆が透けることで絵柄が浮かび上がり、深みと奥行きのある風合いが楽しめる。
ペン先は大型18K。サイズは長さ154.0×最大径18.0mm。出雲桐箱入り。84,000円(税込)。
プラチナ万年筆/出雲
http://www.platinum-pen.co.jp/fountain_izumo.html