外観はそのままに機能性を向上した200円シャープペン
1978年(昭和53年)に発売された速記用シャープペン「プレスマン」。少しでも多くの文字を素早く書くことが重要とされる速記者をターゲットとして開発された、プロ用のシャープペンだ。
当時主流だった鉛筆と変わらない重さやグリップ感に仕上げつつ、鉛筆とは違い、削らずに一定の太さで書き続けられるという、“シャープペン”ならではの長所が生かされた。
さらに、できるだけノックを減らせるよう、通常全長60mmの芯を100mmの2B芯にし、シャープ芯を補充する時間を少なくすることで筆記空白時間を減らすなどの工夫が認められ、国会での書記にも使用されるようになった経緯がある。
筆圧が低い人にも高い人にも使いやすい
プラチナ万年筆株式会社は2015年6月1日、この速記用シャープペン「プレスマン」のリニューアル発売を発表した。発売以来37年ぶりのリニューアルとなる。
外観などはそのまま、先端セーフティースライド機構のクッション圧を上げることで、不意の芯スライドを防止。また、ノック音を大幅に低減した。さらにノック圧を軽くし、より滑らかで使い勝手のよい芯出しを実現した。200円(税別)。
(画像はニュースリリースより)
プラチナ万年筆ニュースリリース
http://www.platinum-pen.co.jp/press_270526.html