今年最高の万年筆、ペン・オブ・ザ・イヤー2015
250年以上の歴史を誇る筆記具ブランドの老舗ファーバーカステルのブランド、「ファーバーカステル伯爵コレクション」をご存じだろうか。1993年に、八代目当主だったアントン・ヴォルフガング・フォン・ファーバーカステル伯爵が設立した、最高級の筆記具ブランドである。
伯爵コレクションでは毎年、希少価値の高い万年筆コレクションとして「ペン・オブ・ザ・イヤー」を限定販売してきた。「ペン・オブ・ザ・イヤー」は、“Story behind(歴史の裏話)”をテーマに、天然素材のみを用いて作られた高級万年筆である。
この世界中から注目される「ペン・オブ・ザ・イヤー」の新作が今年も登場し、2月下旬より発売される。
珠玉のデザインはサンスーシ宮殿がテーマ
2015年の「ペン・オブ・ザ・イヤー」は、プロイセン王・フリードリヒ2世が設計し、世界遺産に登録されている「サンスーシ宮殿」をテーマにデザインされたもので、「ポツダム・サンスーシ宮殿」と名付けられた。
ロココ調の華やかな装飾で彩られたサンスーシ宮殿には、貴重な天然石が豊富に使われていることから、2015シリーズも天然石を組み合わせた「ゴールドコート」と、「プラチナコート」の2種類が登場する。
胴軸には、グリーンが美しいシュレージエン産のサーペンティン(蛇紋石)を採用。「ゴールドコート」のキャップ部分にはフリードリヒ2世のお気に入りだったクリソプレーズ(緑玉髄)、「プラチナコート」のキャップ部分にはロシアンクオーツ(煙水晶)をあしらった。
製造監修に当たったのは、世界トップレベルの技術力を誇るヘルベルト・ステファン宝石加工所。すべて手作りで製作され、シリアルナンバーが刻まれている。
「ゴールドコート」は世界で150本、「プラチナコート」は世界で1000本の限定生産で、価格もゴールドコート万年筆が100万円、プラチナコート万年筆が50万円と破格だ。ファーバーカステル東京ミッドタウンを始め、全国主要百貨店及び文房具店にて販売される。
(画像はニュースリリースより)
DKSHジャパン株式会社のニュースリリース
http://www.dksh.jp/htm/388/ja_JP