KDDI、最新型の衛星携帯端末を新発売
KDDIは3月24日より、「Explorer 710」の販売を開始する。「Explorer 710」はインマルサット提供のBGANサービスに対応した衛星携帯端末で、製造元は英国のCobham社。
BGANは、上空36,000kmに配備されたインマルサット衛星に直接接続するため、通信手段が整備されていない場所でも通信が可能。個人で利用する人はまだ少ないが、世界をまたにかけて活躍するジェームズ・ボンドの気分が得られる最先端の端末だ。
(画像はニュースリリースより)
最大384kbpsのストリーミングIPデータ通信も使える
「Explorer 710」はこのインマルサットBGANサービスを利用した音声通話サービスのほか、ISDNサービス、パケット通信サービス、最大384kbpsのストリーミングIPデータ通信サービスが利用できる。
また、アンテナ部を本体から離して屋外に常設すれば、災害時でも屋内での安定した通信環境が得られる。
サイズは幅279mm×高さ332mm×奥行き54mm、バッテリーを含む重量は3.2kg。インターフェースはUSB2.0、LAN(イーサネット)×2、ISDN、RJ11(電話・FAX)、WLAN802.11b/g。連続通信時間は、144kbps通信時で約2.5時間。連続待ち受け時間は約36時間。
なお「Explore 710」の販売に伴い、現行モデル「Explorer 700」の販売は終了する。
KDDI株式会社のニュースリリース
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease