情報を定期的に発信し続けるデバイス
サンワサプライ株式会社は2016年2月1日、近くを通りかかっただけでスマートフォンに情報発信ができる「Physical Web(フィジカル ウェブ)」対応ビーコン「MM-BTPW1」を発売した。
「MM-BTPW1」は、Googleが2014年に発表したプロジェクト「Physical Web」を利用し、任意の通信距離範囲内にあるスマートフォンへ、Bluetooth通信を使って情報を配信することができるできるビーコン。
配信範囲の違うビーコンを組み合わせて使っても
サイトアドレスやSNSアカウント名など、さまざまなデータを、対応するスマートフォンへ約0.5秒間に1回配信。データの配信範囲は1m~100mの間で6段階に切り替えることができるので、クーポンの提供やセールやイベント情報の告知、展示会場での商品説明、販売サイトへの誘導などが可能。
また、配信範囲を長めに設定すれば、ショップの前を通りかかった人へできるほか、展示会ではブース番号や地図表示などを提供することもできる。
「Physical Web」アプリはAndroidにもiOSにも対応しているので、端末を選ぶ心配もなく、将来的にはGoogle Chromeに標準対応されると予想されており、さらなるサービス向上を見込むことができる。
サイズは直径50mm x 17mm、重さ18g。パッケージには3個のビーコンとボタン電池が同梱。低消費電力型Bluetooth(BLE)を採用しているので、約2年間電池交換不要。オープン価格。
(画像はニュースリリースより)
複数のスマートフォンへ一度に情報配信できるビーコンを発売。 - ニュースリリース - サンワサプライ株式会社
http://www.sanwa.co.jp/news/201602/mm-btpw1/