世界最軽量GPSランニング機器は最先端技術の結晶
セイコーエプソンは2月21日、走行距離やペースなどを計測する。
世界最軽量のリスト装着型GPSランニング機器を開発したと発表した。スポーツ機器市場向け製品の第一弾として、年内に販売を開始するという。
ビジネスパーソンの間でランニングを習慣にする人が急速に増えており、ランナーをサポートする機器の需要が高まっている。そこでエプソンは、一般ランナーからレースで上位を狙う上級者まで、幅広く活用できるGPSランニング機器の開発に成功した。
エプソンが新たに開発したGPSランニング機器は、リスト装着型ながら高精度のGPSモジュールを内蔵しており、ランナーは手首に着けた状態で、走行距離、ペース、スピードなどを正確に知ることができる。
長時間、防水、軽量。走りを極める人に最適
GPS連続計測時間は、なんと12時間。フルマラソンからトレイルランに至るまで、ほとんどの長時間レースに対応する。さらにGPSランニング機器としては世界最軽量の
50g以下。厚みわずか
13mmの軽量スリムなフォルムに加え、快適な着け心地のフリー回転バンドを採用。ランニング時にも重さや装着感が気にならない。
5気圧防水と極めて高い防水機能を装備。雨天時でのランニングはもちろくんのこと、装着したままシャワーを浴びることや、トライアスロンで泳ぐなど、水を気にせずに使える。
エプソンが開発した高精度GPSモジュールは、同社が長年にわたり半導体や水晶デバイス事業で培ってきた、センシング技術の結晶といえる。製品化が待ち遠しいランナーが、多いのではないだろうか。
エプソン ニュースリース
http://www.epson.jp/osirase/2012/120221.htm