CSR(企業の社会的責任)活動の一環として
株式会社ユニクロ(山口県山口市)は2012年2月24日、自社製品を対象とした「全商品リサイクル」について、韓国、米国、英国、フランス、シンガポールの5カ国に続き、2012年3月1日より、香港、台湾、上海市内のユニクロ店舗でも開始すると発表した。
開始当初は、工業用繊維などの「材料」として使用する予定だったが、集まった衣料のほとんどがまだ着られる状態であったことや、衣類は衣類として役立てたいとの思いから、世界中の難民・避難民へ、リユースという形で届ける活動を開始。
リユース・リサイクルで服の価値を最後まで活かす
将来的にはすべての出店地域での回収を目指し、現地のニーズに合った形で寄贈を進めていく。
■香港、台湾、上海市内での「全商品リサイクル活動」実施概要
2012年3月1日から、香港では日本同様UNHCRを通じて難民や避難民へ衣料をお届けいたします。台湾、上海では、現地の団体(※)をパートナーとし、衣料を必要とされている方々にお届けいたします。
※台湾:ワールドビジョン
上海:上海慈善物資管理中心
実施期間:通年
回収場所:各地域のユニクロ全店舗(中国は上海市内のみ)
対象商品:ユニクロで販売した全ての商品
※事前にご家庭でのお洗濯をお願いしております
ユニクロの「全商品リサイクル」2012年3月1日より香港、台湾、上海市内でもスタート - UNIQLO ユニクロ
http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2012/02/022410_recycle.html