都内59ヶ所の花粉観測機で1日10個以上の花粉を観測
株式会社ウェザーニューズ(東京都港区)は2月9日(木)、東京都、埼玉県、鹿児島県の3都県が“花粉シーズン”に突入したと発表した。
人の呼吸と同じ量の空気から観測する独自の花粉観測機『ポールンロボ』により、2012年2月1日頃には東京都内の観測地点において、花粉に敏感な人に症状が出始める花粉飛散量を越えるレベルに到達。また、2月1日以降に埼玉県と鹿児島県でも花粉飛散量10個以上の飛散を確認した。
東京都と埼玉県では昨年より約1週間遅いシーズン突入
関東地方では2月入りまでの寒気が非常に強かったため、昨年より一週間程度遅れたが、2月1日頃に一時的に気温が上昇、次第に天気が回復したため花粉シーズンに突入したものと思われる。
ここ数日は寒さが続くため、大量飛散の恐れはなさそうだが、飛散のピークは関東地方で3月上旬、九州南部では 3月中旬となる予想とのこと。
以降はヒノキ花粉が飛散し始め、5月はじめ頃までは花粉の飛散が続く見通し。今年の花粉の飛散量は昨年よりは少なくなるものの、花粉症の人は早めの対策を立てておいた方がよさそうだ。
速報!東京都・埼玉県・鹿児島県で本日全国で最も早く花粉シーズン突入!/2012.02.09
http://weathernews.com/ja/nc/press/2012/120209.html