auとソフトバンク、どっちが得か?
KDDIとソフトバンクが9月21日より同時に、「
4G LTE」の提供を開始する。先日発表された
iPhone5で加速したLTE合戦の火蓋が切って落とされた。
auの「4G LTE」は、これまでの3G通信に比べ約8倍の通信速度となる受信時最大75Mbpsの高速データ通信が可能だが、来年には受信時
最大112.5Mbpsと、より高速での提供を予定している。
また、スマートフォンをモバイルルータとして利用可能な
テザリングにも対応する点で注目を集めている。
さらに、最新技術「
eCSFB」を世界で初めて導入し。待受時の電力消費を抑えながらも、音声通話の発信から着信までにかかる時間を大幅に短縮した。
LTE対応エリアは、サービス開始当初から東京23区および政令指定都市を中心に全国主要エリアをカバーする。その後も順次拡大し、来年度末には
実人口カバー率約96%と、国内最大のカバー率を目指す。
対するソフトバンクモバイルも、下り最大
75Mbpsの高速データ通信を実現。「SoftBank 4G LTE」のブランド名で提供し、2012年度末の時点で、サービスエリアを政令指定都市100%カバーすることを目指す。
(画像:auの料金プラン)
各社お得な料金プランを提示
auの料金プランは「
LTE プラン」が、基本使用料・月額980円。1時から21時の間であれば、au携帯同士の通話が無料で利用できる。
「
LTE NET」は月額315円で、ネットやEメール用のプロバイダ料金となる。
「
LTE フラット」は月額5,985円のフラット型のパケット通信料定額サービスだ。
(画像:ソフトバンクの料金プラン)
一方のソフトバンクモバイルの料金プランは
「ホワイトプラン」、「標準プラン」、「タイプXにねん」、「タイプX」の4つから選べる。
いずれも、通話料金は21円/30秒だが、「ホワイトプラン」と「標準プラン」では、ソフトバンク同士の通話であれば1時~21時までは無料で利用できる。
SMS送信料は3.15円/通。MMS送受信料は0.07875円/パケット。こちらも「ホワイトプラン」、「標準プラン」ともにソフトバンク同士なら無料で利用できる。
これに加えて、インターネット接続サービス月額使用料315円と、
パケット定額サービスの「パケットし放題フラッット for 4G LTE」(5,985円)か「パケットし放題 for 4G LTE」(低額2,100~6,510円+0.0525円/パケット)のいずれかの加入が必須条件となる。
プレスリリース/KDDI株式会社
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfmプレスリリース/ソフトバンクモバイル株式会社
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm