ICT(情報通信技術)を活用した車内サービスの向上
JR東日本は2012年8月29日、山手線車内においてスマートフォン向け情報提供サービス「山手線トレインネット」を試行すると発表した。
期間は、2012年9月3日から2013年1月中旬までの約4ヶ月半。昨年度の情報提供サービス「トレインネット」につづく2度目の検証では、より実用化を意識した内容とした。
11月上旬から1月中旬までは山手線2編成に
WiMAX ルータと無線LAN アクセスポイントなどで構成した、オリジナル設計の「車両内でのパーソナルな情報提供システム"infoPiC"」を山手線2編成に搭載し、乗車車両に合わせた情報を配信(2編成は11月上旬から)。
試行開始に合わせ、期間中はシステムが搭載された列車内でネット接続が可能となるほか、首都圏各路線の遅延などの運行状況や、乗換案内、車内状況、沿線ニュースから、コミックや小説、エキナカ店舗のキャンペーン情報やクーポンなど、充実したコンテンツを提供する。
Wi-Fi車内情報提供サービス実験 山手線トレインネット
http://www.yamanoteline-trainnet.jp/